周辺でもひときわ目を引くスタイリッシュな外観のなかにも、木材や塗り壁をアクセントで使い、温かみのあるシンプルモダンスタイル住宅となりました。
　室内は玄関ホールとLDKを｢土間｣空間でつなげ、リビングからのオープン階段・吹き抜けや個室に設けたロフトを有効利用して、１階と２階また共用スペースとプライベートスペースを、仲良し家族４人がどこかで繋がっている、そんな間取りを実現しました。
　また玄関ホール、LDK、各個室に、室内をすっきり見せるための収納スペースにもこだわりました。
　住宅設備は、オールステンレスのオーダーキッチンのほかの水廻りにはタイルを効果的に使い、奥様こだわりの水廻り空間を実現しました。
　また内装材では、安曇野市ですすめられている松くい虫被害にあった赤松間伐事業の被害木を再生利用した無垢材を床材として使いました。被害木にしかだせないブルーステイン（青班）が入った独特の風合いが、一見モダンで無機質な空間のなかにも、安曇野の自然素材の温かみが加えることができました。